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大好きなイタリア 美味しい旅 トスカーナ編


1987 年に初めてイタリアへ訪れて以来そして1997年からはほぼ毎年旅をしてきました。      

リラ通貨の時代には換金レートもよかった事もあって星の付いたレストランでの食事や買い物

に明け暮れたのもいい思い出となりました。

通貨はユーロへと変わり年をとったせいか旅のスタイルも変わった様に思います。

それでも旅の中心はなんと言ってもワインと食事になります。それも大都市ではなくわざわざ

出かけなくてはならない田舎町での食事とゆったりとした時間の過ごし方にハマってます。

そして必ずびっくりする様な料理との出会いがあります。それは純粋で静謐なおおらかさのある皿で

普段良く目にする手の込んだ綺麗な日本的な皿とは対極になりますが自分のそれまでの価値観が

ひっくり返される様な経験が少なくありません そんな美味しい旅の話をしたいと思います。

1999年10月約1ヶ月半の長期滞在でした。東京に出店が決まっていてその準備でお店の備品や

食材の買い付けも兼ねてトスカーナ州のキアンティエリアにいた時 旅を始めてから1ヶ月過ぎた頃

です.ほぼ毎日のワイン暴飲によって私の肝臓は悲鳴を上げ熱を出してダウン。寒気とケダルサは

手持ちの風邪薬では治らず最寄りの病院へ、料理用語以外の特に医療専門用語はとても無理。

そうも言ってられないので単語を連呼して症状を伝えると見てくれました。綺麗な女医さんでした。









 
身振り手振りで伝えると通じたようでお尻に注射一発! 薬もくれて それもタダで。感謝 感謝

イタリアのおおらかさに助けられました。そして回復するまでこの地、グレーべ イン キアンティで

過ごす事に。体力も落ちて食欲もなかった時 あるんですトスカーナには「リボッリータ」が!

トスカーナの代表的な食べるスープで黒キャベツ インゲン豆 ポテト パン等で造るやさしくて元気

が出る大好きな料理の一つ コイツに助けられました。いろんな店で食べ続けてもあきずに食べられ

るのがすごい。そんな時の事、小さなオステリアでの昼食を...と、メニューは2種類だけ 隣の

エノテカの親父が料理好きで始めた食堂らしい。 全く期待する事無くオーダーを伝えて...   私は

リボッリータをいつもの様に食べ始めたら、相方{妻}が頼んだサルシッチャのスパゲッティーニを

一口食べて目を丸くしている。 [コレ スッゴイオイシイ!!] ちょっと食べて!!私も食べて見て

びっくり、動きが止まる。軽い熟成香の中に有る鮮烈なスパイス香とパスタにからむネットリした

肉の旨味そして深み、フォークが止まらない。こんなの食べたことない!!もう相方と取り合いです。

素材の良さが抜きん出ている。スゴイ一皿でした。後で考えたらその[サルシッチャ]は多分近所に

有るピカイチの老舗肉屋の「ファロルニ」で買っているに違いないとの結論に至りました。




追記 :サルシッチャとはソーセージの事で日本でよく見るそれとは似て非なる物で肉そのものを

感じさせる力強さと旨味あふれたジュウシーな粗挽きの楽しい食感 .......私の店でも毎年自家製

で造り続けてます.ファロル二に近づける様に。


                           



                                                                                                                                                                                       



く                                                                    。                                                                                                                                   
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