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いまだ旅の途中

 私の旅のスタイルについて書きたいと思います。  

毎回帰りの飛行機の中でおおまかに行き先が決まります。まず旅のテーマを決めてから
情報収集して無理のないプランを考えて具体化します。

例えば2002年は「産地で飲むバローロと料理のマリアージュ」でした。

東京でのお店時代から相当数のバローロをストックしていて、モダンバローロとクラッシックなタイプ
のヴィンテージによる味と熟成感をつきつめたくて.... それにお店で使えるネタ探しです。

当時のお店、アテオではバローロは人気が高く、特に接待のお客様にはリクエストの多い赤ワイン
でしたが、サービスの仕方やタイミングの難しい、料理を選ぶワインです。

イタリアの旅にはいつもレンタカーを使います。時間にロスなく行きたい所に行けるから....
それに高速道路も整備されていて安いからです。
シエナからモンタルチーノまでの美しい田舎道やアマルフィ、チンクエテッレ等の海岸線の美しさは
車でしか味わえない楽しさです。 ピエモンテはランゲ地方,特にラモッラやバルバレスコの丘から
見下ろすブドウ畑の風景は最高です。

大体いつもアルバのイ・カステッリに宿を取って、テンション高くして近場のエノテカに出かけて、
そこのオヤジの話を聞きだします。現地の旬の情報や今の話題が聞けたりします。
次にワイナリー見学。 自分の目で畑を見て、栽培方や造り方のこだわり、歴史等を話してくれます。
ディナーは予約しておいた地元でお勧めのレストランで「旅をしていないバローロ」と郷土料理を
楽しみます。
そんなどっぷりワイン漬けの毎日を5,6日位過ごした頃ウチの相方からブーイングがでます。
古いカフェ文化の有るトリノに出かけて買い物に付き合います。

旅のガイドと言えばミシュランが基本です。日本版と違って道路事情や宿泊等の情報に安心感が
あると言う事。 レストラン案内も星つきに限らず幅広く掲載されて特に最近星の評価とは別に
ビブグルマンというリーズナブルでコストパフォーマンスに優れている直球勝負のレストランセレクトには大変満足しています。
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| イタリアの話 |
大好きなイタリア 美味しい旅 トスカーナ編


1987 年に初めてイタリアへ訪れて以来そして1997年からはほぼ毎年旅をしてきました。      

リラ通貨の時代には換金レートもよかった事もあって星の付いたレストランでの食事や買い物

に明け暮れたのもいい思い出となりました。

通貨はユーロへと変わり年をとったせいか旅のスタイルも変わった様に思います。

それでも旅の中心はなんと言ってもワインと食事になります。それも大都市ではなくわざわざ

出かけなくてはならない田舎町での食事とゆったりとした時間の過ごし方にハマってます。

そして必ずびっくりする様な料理との出会いがあります。それは純粋で静謐なおおらかさのある皿で

普段良く目にする手の込んだ綺麗な日本的な皿とは対極になりますが自分のそれまでの価値観が

ひっくり返される様な経験が少なくありません そんな美味しい旅の話をしたいと思います。

1999年10月約1ヶ月半の長期滞在でした。東京に出店が決まっていてその準備でお店の備品や

食材の買い付けも兼ねてトスカーナ州のキアンティエリアにいた時 旅を始めてから1ヶ月過ぎた頃

です.ほぼ毎日のワイン暴飲によって私の肝臓は悲鳴を上げ熱を出してダウン。寒気とケダルサは

手持ちの風邪薬では治らず最寄りの病院へ、料理用語以外の特に医療専門用語はとても無理。

そうも言ってられないので単語を連呼して症状を伝えると見てくれました。綺麗な女医さんでした。









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